路面店で運営しているが、思ったよりもお客さんが少なく売り上げが上がらない。売り上げが上がらないから修理パーツの仕入れを起こせない、というサイクルに陥っている。

修理店を運営するためには、まず修理パーツの確保が重要です。しかし、売り上げが上がっていないことには手元にお金が無く、修理パーツの仕入れも出来ない。修理パーツを仕入れられないから、やっと来てくれたお客さんを逃してしまう。
こんな負のサイクルに陥っている修理店様からの問い合わせでした。

ここで弊社からご提案したのが

• 予約メインの集客
• 早期申込割引
• 修理対応機種の多角化
• arpsオンラインストア当日発送便の活用
• 修理パーツ購入に当たる決済方法の変更

このお客様は今まで店頭のチラシやリスティング広告を活用して来られていたのですが、Googleのリスティング広告が出稿出来なくなったことにより新規顧客の獲得に苦戦しておられました。広告出稿できない場面ではどうしてもインショップの修理店にお客様が流れやすくなりますし、修理客が減ることによって仕入れも起こせない悪循環に陥っておられました。

そこで、今まで「今すぐ客」の集客を目指して広告出稿していたところを、GoogleマイビジネスやホームページのSEO対策、チラシ配布によるアナログ集客に切り替え、かつ「予約客」の集客をメインとして振り切りました。「〇〇日前までの予約で〇〇円引き！」といった訴求でお客さんを集め、実際の修理前に修理機種の確定をしてしまう形へと変更。

さらに、単純に予約修理を増やすのは難しいので、修理対応機種を増やして多くのお客様が目に止めてくれるように工夫しました。今までiPhone修理がメインだったところを、iPad、Android、ゲーム機の修理まで広げ、各種修理方法はarpsで研修を行いました。

予約段階で修理機種を確定できるので安心して修理パーツを購入できますし、arpsオンラインストアを活用いただければ発注の翌日には修理パーツが到着します。修理が確定した段階で発注できるので無駄な在庫を抱えるリスクもありませんし、トラブルも起きません。

さらに、店舗の資金運営を潤滑にするため、修理パーツの購入はクレジットカード、PayPayなどキャッシュレス決済をメインに切り替え。クレジットカードを利用すれば、修理による入金が先になるのでキャッシュフロー改善にも役立ちますし、キャッシュレス決済を利用することで修理パーツも最大10%引きで購入できます。今までかかっていた購入費用が10%引きになるだけでも大きな違いですね。

集客方法、修理顧客のスケジュール管理、修理機種の多角化、修理パーツの購入方法、決済方法といった5つのポイントを変更することで、修理客も増え、お店としての利益も確保しつつ売り上げを上げることができました。

インショップで運営しているが、競合店が近くに出店してきたことによる集客数が減少している。競合の方が価格が安く、金額面での対抗が難しい。

地域にもよりますが、インショップ運営の場合は路面店よりも集客に強いケースが多々あります。そのショッピングモール自体の集客数が多いため、そもそもの母数が違いますね。
しかし、そんな中で注意したいのが競合が出てきたことによる価格競争。インショップは立地が優れているためテナントの賃料も高くなり、固定費が運営費用を圧迫してくるケースが多々あります。

そんな中、弊社から提案したのが

• 修理機種の多角化
• アフターサポートの充実
• 店頭販促品の設置

やはりこのお客様も今まではiPhoneの修理をメインに取り扱っておられました。Android機種の修理も行っておられましたが一部機種のみで、かつホームページやポスターには大きく記載されてなかったんです。
競合の修理店が出店してきて大きく集客が落ちる修理店様は多いのですが、ここで価格競争を初めてしまうとどうしても長続きしません。それどころか、体力のある大手修理店とのやり合いになるとどうしても価格で勝つのは難しくなります…。

そこで、arpsとしては修理価格の値下げでは無く修理機種の入れ替えを行いました。今までiPhoneメインで打ち出していたものをAndroid修理やiPad修理メインに切り替えたんです。ホームページへの記載も、ポスターやチラシへの打ち出しもAndroidメインに変更。他店で行っていない修理をメインとして打ち出すことによって、一般のお客さんから少しでも目に止めてもらえるようになりました。

また、他店は修理保証が3ヶ月としているところを、修理保証1年へ延長。お客さんに対しての安心してもらえる体制づくりを行いました。修理パーツの交換保証に関してですが、arpsから購入いただいている商品は交換保証とさせていただきました。

修理希望のお客様を集めるという点で、修理の打ち出しだけを行っていても集客力は上がりません。インショップ店舗という利点を活かすため、店頭で様々な商品の販売もサポートさせていただきました。弊社で取り扱っているモバイルバッテリーなどの充電機器、スマホケースなどを店頭で販売していただくことで、修理希望のお客様だけでは無く多くのお客様に見てもらえる店舗として運営できます。

他店が修理を行なっていない機種を打ち出す、アフターサポートを充実させお客様へ安心感を与える、スマホアクセサリーの販売を行い集客力を上げる、このポイントに注力することによりインショップという利点を活かした修理店運営が出来ています。